三島市議会 2021-06-15 06月15日-02号
日本経済の高度経済成長期、自動車産業と電気産業が時代の先導役となり、経済を発展させ個人所得も上昇、モータリゼーションにより郊外の家庭では1人1台の車依存社会となりました。
日本経済の高度経済成長期、自動車産業と電気産業が時代の先導役となり、経済を発展させ個人所得も上昇、モータリゼーションにより郊外の家庭では1人1台の車依存社会となりました。
本市は大規模な事業所や工業団地が郊外に立地されており、通勤のために車を利用する典型的な車依存社会であります。それゆえ通勤時間帯に交通量が集中し、出社退社時に事故が多発する傾向にあります。 そこで、以下2点についてお伺いをいたします。 1つ目として、6年間行ってきた方策、結果とともに、アンケート結果を踏まえて、現状をどのように認識しているのか伺います。
車依存社会の急速な進展が、バス事業を衰退させたことは明らかで、また10年前と比べますと富士市に向かう大月線の混雑度が明らかにひどくなっています。私たちもよく運転していていらいらすることもあります。いつから道路はこんなに込むようになったのだろうと、もっと道路が広くなったらいい、このように思うのが普通の感覚かもしれません。
環境汚染、交通事故、交通の渋滞、そして、市街地の空洞化など、車依存社会の見直しが要求されている時代にもかかわらず、依然として道路の建設、道路の拡幅、駐車場の建設ばかりが優先されています。しかし、根本的に車社会からの脱皮を考えるのならば、まちの中心に 400台もの駐車場をつくったら、どうぞ皆さん車をどんどん利用してくださいというようなものではないでしょうか。